まだ2月ですが春が来たかと思うぐらい暖かい日もあり、つい海に行きたくなってしまいます。しかし、明石は7mの強風予想でしかも満月です。ナイトメバリングの条件としては決していい条件ではありません。しかし、週末までの天気予報を見ても雨と風の両方がない日は見当たらないので、行けるときに行っとけ!ぐらいの勢いで海に行ってきました。
満月がメバリングと相性が悪い理由
理由はいくつかあると思いますが、主な理由としては以下の3点ぐらいが考えられます。
- 産卵前の個体が産卵の為に普段と違う場所に移動する。
- 常夜灯の明暗の境目があいまいになって狙いどころが定まらない。
- 魚がルアーを見やすくなり、ルアーを見切る。
なので、満月対策としては月が直接海面を照らさないような場所を探すとか、満月を背後に背負って釣りが出来るポイントを探すのが良いように思います。
理由は満月を正面に見ながら釣りをすると影を作る物が何もありませんが、満月を背後に背負うと自分の足元には岸壁によって陰が出来るためです。
釣行データ
- 日時:2019/2/20 18:00~19:30
- 釣行エリア:明石エリア
- 天候:曇
- 月齢:15.25
- 潮:大潮
- 水温:13℃
- 潮位グラフ:
釣り場の状況
まだ、雲が残っていて満月もあまり顔を出さないので明るすぎると言うことはありません。風も予報では7mの強風でしたが、体感では4〜5mぐらいで風で止むタイミングもあり、何とか釣りが出来そうな状況です。しかし、風に煽られた波が足元の堤防にぶつかってバシャバシャ音を立てているような状況です。
釣行状況
風が強いことと大潮と言うこともあり、本日は普段より少し重い1.8gのジグヘッドに1インチのワームを使って岸壁から5〜10m程度沖まで続いている敷石周りを狙います。
正面にルアーをキャストし、着底を待ってチョンチョンとシャクリ始めるとルアーは既に10時の方向辺りまで流されています。そして、ルアーを回収する時は真横から帰ってきます。
一投目で大体の感覚が分かったので2投目は2時の方向に向かってキャストして10時の方向からルアーを回収するようなイメージでキャストします。(釣り場が空いているからできる釣り方です。)
すると、この2投目のルアーを回収する間際でプルルッという感触が手元に伝わってきたので良し!と思ったのですがフッキングはしませんでした。残念(-_-;)
その後、暫くは何も起こらなかったのですが19時15分に待望の時は訪れました。丁度、満潮潮止まりから潮が動き始めたタイミングでした。沖に向かってキャストしたルアーが敷石の境目付近に差し掛かったところでチョンチョンとシャクるとそのシャクった瞬間に食ってきました。珍しくフォールのタイミングではなくシャクったタイミングのカウンターで当たりました。
引きの強さは今年一番だったので20㎝オーバーを期待してリールを巻いていると、岸壁から2mぐらいのところで急にリールが巻けなくなりました。何かに引っかかったようで、ヘッドライトで照らしてみるも状況は全く分からず、「えっ、マジで!」と叫びたくなりました。仕方がないのでラインを緩めて根掛かりを外そうした瞬間、ラインが走りだしました。まだ、魚はついていました。そして上がってきたのがこちらです。
リールが巻けなくなったのはどうも岸壁際に生えているホンダワラにラインが引っかかってたみたいです。無事釣り上げることが良かったです。
もう一匹釣りたくてしばらく粘りましたが、雲が切れて満月が周囲を照らし始めたので状況はさらに厳しくなると予測し、19時半過ぎで終了としました。
満月が海を照らすと、こんな風になります。
本日のヒットルアー
エコギア メバル職人 メバダート カラー:オキアミ
デコイ デルタマジック 1.8g
まとめ
もう少し大きいと思いましたが帰ってからサイズを測ると21.3㎝でした。自己記録に1㎝ほど及ばずでした。尺とは言いませんが25㎝オーバーを釣ってみたいです。
釣果
メバル:1匹(21.3㎝)