スーパーに買い物に行くとイカナゴの釘煮が売られていました。今年は少し早い様な気がしましたがイカナゴが出回り始めたのでメバルが釣れるかもしれないと思ってしまい、居ても立っても居られなくなり釣りに出かけてしまいました。
イカナゴ(玉筋魚)
イカナゴってこんな漢字だったんですね。私は知りませんでした。
兵庫県の瀬戸内海沿岸に位置する神戸、明石、姫路等ではイカナゴの稚魚(新子)は春を告げる魚とされています。この地域では毎年2月下旬から3月上旬にイカナゴの新子漁が始まり1ヵ月ほど漁期が続きます。しかし、近年は不漁続きのため漁期を2週間程度に短縮するなどして資源保護の取り組みをされているようです。このイカナゴの新子は3〜5㎝の物が一番美味しいとされていて、醤油、砂糖、生姜で炊き上げる「イカナゴの釘煮」が有名です。
イカナゴの新子は人だけでなくメバルも好んで食べます。メバルがイカナゴの新子を追い始めると他のエサには見向きもしなくなると言われています。
釣行データ
- 日時:2019/2/10 17:00~19:00
- 釣行エリア:明石エリア
- 天候:晴れ
- 月齢:5.24
- 潮:中潮
- 水温:13℃
- 潮位グラフ:
釣り場の状況
水質はクリアで海底の敷石がはっきり見えてます。ホンダワラ(海藻)も徐々に伸び始めています。あと一ヵ月もすると海底が見えないぐらいぎっしりとホンダワラが覆い茂ると思います。そうなると隠れ家が増えて魚たちは嬉しいでしょうが、私は根掛かりが増えて悲しい思いをすることが増えそうです。
釣行状況
この日はワームを変えてみました。理由は先日テレビでみた釣り番組でデイメバリングをやっていたのですが、このワームを使っていていい感じにメバルが釣れていたので使ってみようと思いました(笑)。もう一つの理由は最近ショートバイトが多く、針掛かりしないことが多かったので小さいワームを使ってみようと考えたためです。
潮はそれほど強く流れていないのでジグヘッドは0.9gのデルタマジックを選びました。
先ずは正面にキャストして底付近でチョンチョンとワームを動かしてアタリを待ちます。要はワームを変えてもいつものようにライトワインドやってる訳です。(笑)
3〜5回キャストしてアタリが出なかったら3〜5mぐらい横移動して、同じように3〜5回キャストしてアタリがある場所を探す作戦です。
そして、最初の場所から1度だけ場所移動し1キャスト目の事でした。沖からチョンチョンとワームを動かしながら巻いてきて岸から5mぐらいのところに差し掛かったところでフォール中の「コンッ」とアタリが出ました。そしてロッドを立てて合わすとヒットしました。海を覗くと水質はクリアの上、まだ明るかったのでメバルが上がってくるのが見えました。そして足元まで近寄ってきたので抜き上げて、今シーズンの初メバルをゲットです。
それから10分後、同じ場所でもう一匹追加しました。
その後は反応が無くなり、完全に日が暮れたのでフロートリグに変更しました。
フロートにはシャロ―フリークプチを使ったのでリグ変更も簡単です。
ジグヘッドを0.4gの物に変更し、ジグヘッドから50㎝程離れた場所のリーダーにシャロ―フリークプチのハリス止めを引っかけたらリグ変更が完了です。
リグ変更も終わり、再び正面にキャストします。沖の方からゆっくりと巻いてきますが中々アタリがでません。しかし、先ほどと同じように岸から5m辺りの所に差し掛かった時に「コンッ」と当たりがありました。軽く合わせるとフッキングしたので抜き上げて本日3匹目をゲットです。
この後もう一匹追加して、アタリが無くなったのでこれで終了としました。
この日、当たりの多かった岸から5m辺りの所というのは丁度、敷石の切れ目辺りなのでここに魚が付いていたようです。
本日のヒットルアー
エコギア メバル職人 メバダート カラー:オキアミ
デコイ デルタマジック 0.9g
アルカジックジャパン シャロ―フリークプチ
まとめ
たまたま今回メバルが釣れましたが、本格的にメバルの春シーズンが開幕したかは定かではありません。実際にこの日の水温も13℃なのでメバルの適水温の下限付近です。しばらくは釣れたり釣れなかったりすることを繰り返すように思いますが、サイズアップを目指そうと思います。
釣果
メバル:4匹(18㎝)