九州旅行二日目は鹿児島の名所めぐりです。鹿児島で有名な物と言えば桜島、種子島、屋久島ぐらいしか思い当たらないのですが、今回のツアーではこれらの名所を巡る予定はありません。いったいどこへ連れて行ってくれるのだろうと思いながらバスに乗り込みました。
長崎鼻
最初の目的地は大隅半島の最南端にある長崎鼻と言う岬でした。もちろん初めて聞く地名です。目的地に着くまでにガイドさんから竜宮神社、灯台、開聞岳という3つのキーワードを聞いて散策開始しました。
行くまでは岬の灯台を見に行けばいいのだと思っていました。そして灯台に到着するまでの場所にある竜宮神社を見ればいいのだな思っていました。
私は海派か山派と聞かれれば間違いなく海が大好きな海派なので開聞岳と聞いてもあまり興味が湧いていなかったのですが開聞岳をひとめ見た瞬間、この山がとても好きになりました。
綺麗な円錐状の山がポツンと一つだけそびえていて、周りには一切山は見当たりません。普段見る山の光景とはまるで違ったので心惹かれたのだと思います。
開聞岳を散々見た後、竜宮神社も見ました。ここに竜宮神社があるはこの場所から浦島太郎が竜宮城に行ったと言われているからだそうです。
また、竜宮神社のすぐ前の砂浜には夏に海亀が産卵に来るらしいです。
竜宮神社から10分ぐらいかけて岬の先端まで行き、灯台も見てきました。灯台の近くには釣り人もいました。羨ましい。(笑)
西大山駅
この日は天気も良く開聞岳が良く見えるということで急遽、日本最南端のJRの駅である西大山駅に寄り道することになりました。ここからも開聞岳が綺麗に見えました。まだ1月なのに菜の花が咲いています。
西大山駅には幸せを呼ぶ黄色のポストがありました。ここから手紙を送ると幸せが訪れるらしいですよ。
池田湖
池田湖にはネッシーならぬイッシーがいるという話があったようですがイッシーが発見されたという話はないようです。(笑)
しかし、ここには天然記念物に指定されている大ウナギがいました。
過去には体長1.8m、20kgの大ウナギが捕獲されたことがあるようです。
知覧(ちらん)
鹿児島最後の観光地は知覧という町でした。私は知覧という町を知らなかったのですがお茶の産地らしいです。
鹿児島県のお茶の生産量は静岡県に次ぐ全国2位だというのですから驚きました。お茶の味は少し苦みの強いお茶でした。個人的には京都の宇治茶や福岡の八女茶の様にうま味の強いお茶の方が好みでした。
他にも知覧特攻平和会館に行きましたが写真撮影に制限があって写真がほとんどありません。唯一の写真は海底から引き揚げられたこの零戦だけです。
知覧特攻平和会館を見学後、お土産屋さんで昼食タイムに突入しました。
メニューは鶏飯です。テレビで見たことはありましたが食べるのは初めてです。鶏肉、錦糸卵、椎茸、海苔、ネギなどを好みでご飯に乗せてそこに出汁を注いでもらって頂きました。
鶏飯も一度食べて見たかったので食べることが出来て満足しました。
これで、鹿児島の観光は終わりになりこの後、宮崎県に向けて出発しました。
最後に
鹿児島というと焼酎、さつま揚げ、黒豚などの食べ物や桜島が直ぐに思い浮かぶのですが、鹿児島でみた景色で一番印象に残ったのは開聞岳でした。たまには山も良いもんですね。次回は宮崎県で行った場所を紹介します。
それでは今回はこの辺で。