湯浅醤油で醤油を購入後、少し回り道になりますが有田市のてんぷら屋さんに寄り道しました。場所は有田川の河口付近にあり、湯浅町から北西に15kmぐらい移動した場所にあります。
この食べ物の名前は何?
早速ですが魚のすり身を油で揚げたこの食べ物は何と呼びますか?
私は天ぷらと呼んでいます。ごぼうが中に入っていたらごぼう天、イカが入っているものはイカ天という具合です。
この天ぷらという呼び方は関西地方と九州地方で良く使われる呼び方だそうです。中部地方や関東地方ではさつま揚げと呼ぶらしいです。そして、さつま(薩摩)といえば鹿児島を思い浮かべるのですが、鹿児島県ではさつま揚げとは呼ばずに、つけ揚げと呼ぶらしいです。なんかとてもややこしい食べ物です。(笑)
ほね天
ほね天はタチウオを骨ごとすり身にしててんぷらにした和歌山の特産品です。特に有田市はタチウオの漁獲量日本一ということもあり、ほね天は有田エリアの名産品とされています。
味は骨ごとすり身にしているので旨味が強く微かに骨の食感もありとても美味しいです。
天乙(てんおと)商店
天乙商店さんは和歌山県有田市の宮崎町にあるてんぷら屋さんです。国道から5分程度海の方へ進んだところにあるお店で大きな看板もないので気を付けないと行き過ぎてしまいそうになります。
行き過ぎると野球場があるだけでその先は行き止まりです。このような立地条件にあるお店ですが、この日も次から次へと車で訪れる方が多く、訪れる車には近隣府県のナンバーの車も含まれていました。
天乙さんではてんぷらの他にかまぼこやお鍋に入れるつみれも販売されています。
人気は一口サイズのミニてんぷらです。種類は6種類ありますが、一番人気は「ぴりぴりごぼう」です。ごぼうの歯ごたえとすり身のうま味、そして唐辛子の辛さが一体化し、酒の肴にピッタリだと思います。 他にも「いかつまみ」、「ごまれんこん」、「えびしょうが」、「いんげんつまみ」、「ととつまみ」があります。ととつまみはタチウオのすり身にささがきごぼうを混ぜてあげた天ぷらです。
これらはすべて試食が出来るのでお好みの物があればお好みの物だけを買うこともできますが、全ての商品を少しずつ購入したい場合は「ミックス」という買い方もできます。
値段は量り売りで100gで190円です。
こちらが500円分のミックスです。大体260gぐらいです。
もちろん普通サイズの天ぷらもあります。「ごぼ天」、「ひら天」、「ささ天」、「ほね天」。こちらは一枚70円です。
こちらがかまぼこです。左上にほねてんの真空パックもあります。ほねてん以外は真空パックでの販売はされていません。
天乙さんではクール宅急便での発送もしてくれます。この日も年末に届くように依頼されている方がいらっしゃいました。きっとお正月の準備なのでしょうね。
有田方面に行く機会があれば一度お試しください。