和歌山旅行二日目は10時に栖原温泉さんをチェックアウトして帰路の途中にあるにお土産屋さんでお土産を買って帰る予定です。先ずは醤油発祥の地と言われる湯浅町で刺身に合う醤油を探してきました。
醤油の起源
醤油の起源には諸説あるようですがここ湯浅町では中国へ修行に渡った禅僧が持ち帰った味噌に始まるとされています。この味噌と刻んだ瓜等の野菜を混ぜ合わせて作った金山寺味噌を作る過程で味噌樽の中に溜まった液体を調味料として使い始めたことが醤油の起源と言われいるようです。
湯浅醤油有限会社
湯浅醤油有限会社さんは醤油、金山寺味噌の販売の他休憩所を兼ねたカフェをやっていました。また、販売所の奥のスペースで醤油づくりをされており、工場見学をすることもできました。この日も観光バスが2台到着し、大勢の観光客で賑わっていました。
場所は国道42号線に面して建っており、迷うことはありませんでした。栖原温泉さんからは車で10分ぐらいで到着します。
早速、刺身に合う醤油を探しに店舗の中に入っていくと10種類以上の醤油が並んでいてどれを選べばいいのかチンプンカンプンでした。店舗の一番奥まで進むと醤油を試飲コーナーがあり、ここでお気に入りの醤油を探すようになっていました。試飲と言ってもプラスティックのスプーンに数滴垂らして味見をします。
お刺身に一番合いそうな醤油を探した結果、魯山人醤油と九曜むらさきで悩みましたが旨味の強かった九曜むらさきにしました。
九曜むらさきは減塩のたまり醤油なので塩分を気にする方にもおすすめということでした。
他にもマグロのトロを食べるためのトロ醤油、カレーにかけるためのカレー醤油等少し変わった醤油もありました。
醤油の他にも金山寺味噌が販売されています。
金山寺味噌は調味料に使う味噌ではなくご飯のおかずにしたり、お酒の肴にするための味噌です。昔ながらの味、具だくさん、梅入り、わさび入り、ニンニク入り等種類も豊富でこちらも試食が可能です。
蔵カフェ
醤油の売り場の手前のスペースにカフェスペースが作られていて休憩が出来ます。コーヒーを飲みながら休憩しようかと思いましたが、醤油ソフトクリームを見つけたので挑戦してみました。
色は薄っすらと醤油色です。食べると醤油の香りが鼻を抜けて行く醤油風味のソフトクリームです。醤油の味を強くしたい場合は追い醤油もできました。
工場見学
休憩を終えて帰り際に工場スペースを見学してきました。工場スペースに入るといきなり大きな醤油樽が見えてきました。この後、階段を上り2階に進みます。
2階に進むと1階で見た樽の中を見ることが出来ました。
実際に作業をされている方もいました。人の大きさと比べると醤油樽の大きさが分かりやすいのではないでしょうか。
更に進むと瓶詰工程があり、最後は醤油の販売スペースに出てきました。
まとめ
醤油は地域や製造メーカーによって風味や味の特徴が異なります。旅行先が醤油の産地で味見が出来る様であれば味見してみることをおすすめします。もしかするとお気に入りの味の醤油が見つかるかもしれません。