釣具店の釣果情報を見ているとまだ3月なのに神戸の東側でアジが釣れていると情報がありました。しかも、釣れているのは15〜18㎝のマアジということなのでまずまずのサイズです。この釣果情報は2日続けてありましたので早速サビキ仕掛けを自作して行ってみることにしました。
引用元:fishingmax.co.jp
サビキ仕掛けの自作
今回はジグサビキで狙うつもりなので2本針で少し短めの仕掛けを作ります。また、この仕掛けは使い捨てではなく再利用するつもりです。なのでもう少し季節が進んで30㎝近いサバやツバス(ブリの幼魚)が釣れ始めた時にこれらの魚が掛かった時でも切れない様な丈夫な仕掛けにしておきます。
材料
- フロロカーボンライン2号、4号
- サビキ針:2本
- スーパー回転ビーズ:2個
- スナップ:2個
フロロカーボンラインとスナップはライトショアジギングやエギングで使用している物を流用しています。
サビキ針とスーパー回転ビーズは通常のルアーフィッシングでは使う機会がないので自作サビキ仕掛け用に購入しています。
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組み立て方
幹糸の組み立て
- 4号のフロロカーボンラインを70㎝程度準備する。(両端にスナップを結ぶので少し長め)
- 幹糸の片方の端にスナップを結び、スパー回転ビーズを2個通す。
- スーパー回転ビーズの位置を決め、両側に8字結びで結びこぶを作る。
- もう一方の端にスナップを結ぶ
エダスの組み立て
- エダス用のライン2号のフロロカーボンラインを20〜25㎝準備する
- 両端にサビキ針を結ぶ
- 真ん中で切り、エダスを2本にする。
サビキ仕掛けの完成
- 幹糸のスーパー回転ビーズにエダスを8字結びで固定すれば完成。
- 完成した仕掛けはチャック付きの袋に入れ、タックルボックスに忍ばせます。
サビキ仕掛けを自作する理由
20㎝以上のサバが釣れだすとエダスや針が結構痛みます。サバには歯がないように思いますが、小さな歯がありサビキが直ぐにボロボロになります。
この写真の上の針がサバにかじられた針、下は新品の針です。
自作のサビキ仕掛けだと、エダスだけを作り直せば再生できるのでコストメリットがあると思います。
また、自作で使用しているラインはフロロカーボンを使用していているので、大きめの魚が掛かって暴れまわってもラインが伸びて撚れることはほとんどありませんし、解けないぐらい絡まされると言ったこともほとんどありません。
その点、市販されているジグサビキ用の仕掛けは2セット入りで300〜500円ぐらいしますし、エダスや針が痛むと使い捨てになるので少し割高に感じてしまいます。
釣行状況
釣りをしたのは土曜日の16時半〜18時半です。マアジの釣果情報があったのは金曜日と土曜日の朝だったので、釣り場に着いた頃には大勢の人たちがいました。
サビキ釣りをされている方もたくさんいましたが、アジが釣れている気配はありませんでした。どうやら、夕方の回遊はなく朝しか釣れていないようです。
それでも、僅かな期待を込めてジグサビキを準備しキャストしましたが、アジはおろかガシラにすら相手にしてもらえませんでした。
結局、釣果はないまま神戸の夜景だけ撮影して帰ってきました。
まとめ
今回使用したサビキ仕掛けは再利用することを前提に作っています。使用後はチャック付きの袋に入れて持ち帰り、帰宅後すぐにこの袋に水道水を注ぎ良く洗浄し室内で乾燥させます。このように、スナップや針が錆びないように注意することで再利用が可能になります。今回は釣果に恵まれませんでしたがまたの機会にこの仕掛けでアジを狙ってみようと思います。