金曜日の午前中は土砂降りで風も強かったので今週も釣りは難しいかなと思いましたが午後から天候が回復し始めて、土曜日は快晴になったので久しぶりに釣りに出かけてきました。ちなみに金曜日に近畿地方で木枯らし一号が吹いたそうです。もう冬がすぐそこまで来ているのかもしれませんね。
今週の釣りも狙いはタチウオです。例年だと数釣りが出来る時期は過ぎてしまったようにも思えるのですが、最近の釣果を見てみると和歌山は好調なようですが大阪と兵庫は壊滅的です。状況だけを見ると回遊が遅れているだけと思いたいところですがこのまままとまった回遊がないままシーズンが終わってしまうという悲劇が現実味を帯びてきたようにも思えます。
タチウオの回遊ルート
今回は始めにタチウオの回遊ルートに触れてみます。タチウオ釣りをしているとお世話になることが多いケミホタルですが、そのケミホタルで有名なルミカさんの記事でタチウオの回遊ルートの記事があったので紹介します。
この記事によると大阪湾におけるタチウオの回遊ルートは大きく分けて2つあります。一つ目は淡路島の東側を北上するルートです。こちらのルートを通るタチウオは5月ごろに和歌山で釣れ始め、その後8月ごろから北上を始め9月の中旬ごろには大阪湾の一番奥に到達するようです。
もう一方のルートは淡路島の西側を北上するルートです。西側ルートを通るタチウオは東側を通るよりも1カ月程度遅れるようで明石海峡、神戸沖を回遊し10月の末ごろに大阪湾の一番奥に到達するようです。
すなわち大阪湾でタチウオが一番よく釣れる時期は東側ルートを通ったタチウオと西側ルートを通ったタチウオが大阪湾の湾奥で合流する10月末頃ということになります。
その後水温が低下し始めると和歌山沖の深場に戻っていくそうで、大阪湾の湾奥では数は減ってしまいますが良型を狙える季節になります。
釣行データ
- 日時:2020/10/24 14:00~20:00
- 釣行エリア:神戸エリア
- 天候:晴れ
- 月齢:7.3
- 潮:小潮
- 日の入時刻:17:14
- 水温:--℃
- 潮位グラフ:
釣行状況
タチウオの回遊ルートと釣れる時期を考慮すると10月下旬の今が最もタチウオが釣れる時期な筈。
それなのに釣り場は超満員ではありません。釣り場の込み具合から見てもタチウオが釣れていないことが分かります。
14時半から17時半までひたすらルアーを投げましたがアタリ一つありません。ついにサバにも相手にされなくなってしまいました。
このままでは坊主なので少しだけのつもりで餌釣りを始めることにしました。すると、アタリが出始めたので楽しくなってやめられなくなってしまった!
しかし、アタリの正体は本命のタチウオではなくいつものこの子。
がっかりです。きびなご1パック使ってサバ2匹とは寂しすぎます。
本日の仕掛け
フロート:かっ飛びボール (ハピソン)
釣果
サバ:2匹
最後に
常連さんとも話をしましたが11月を目前にしてこんなにタチウオが釣れない年は記憶がないと仰ってました。水温は例年と変わらず22℃前後なので何が原因で回遊がなくなったのかわかりません。例年、水温が13℃ぐらいまでは釣れる魚なので懲りずに通い続けてみます。
それでは今回はこの辺で。