4月1日に発表された新元号の令和ですが、いよいよ明日から始まります。発表直後はさすがに聞きなれなかったので違和感がありましたが、徐々にその違和感は薄れてきたように感じます。
さて、この「令和」ですが日本の最古の歌集である万葉集から典拠されたというように報道されていました。そして、意外と身近な所に「令和」にゆかりのある場所があるということで見に行ってきました。
平成から令和へ
これまで平成の時代が約30年と少し続きましたが、平成には「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味が込められていたようです。
そして、これから始まる令和は「万葉集」にある「初春の令月にして 気淑(よ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き 蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す」との文言から引用したもので、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められていると安倍首相が説明していました。
平成最後のゴールデンウィークは10連休
今年は5月1日が「天皇即位の日」なので祝日になります。
国民の祝日に関する法律第3条第3項で、前後が祝日である平日は国民の休日になるとされています。4月29日は昭和の日で祝日、5月3日は憲法記念日で祝日なので、先ほどの法律が適用され、4月30日と5月2日は国民の休日になります。そうすることで一般的には4月27日の土曜日から5月6日の振り替え休日まで、10連休が形成されることになりました。
また、令和元年は10月22日も「即位礼正殿の儀」が行われるため祝日になります。
一方、平成の時代は12月23日が「天皇誕生日」という祝日でしたが、令和元年からは平日になります。令和2年からは2月23日が「天皇誕生日」という祝日になります。
いなみ野万葉の森
少し前置きが長くってしまいましたが、「令和」ゆかりの地の散策に進みます。
場所は兵庫県の明石市の北にある稲美町という場所です。この稲美町にある稲美中央公園の中にある、いなみ野万葉の森というところに令和の典拠になった歌碑があります。
ここに訪れたのは4月3日だったので、既に「令和」の典拠となった万葉集の歌碑の場所を示した地図が貼ってありました。
いなみ野万葉の森には中央に池があり、周囲は歩道になっていて地域住民の憩いの場的なところでした。
歌碑の捜索
先ほどの案内図に貼られていた地図の印を目指して散策を開始すると、分岐点で歌碑の方向を示す看板を発見。
看板の矢印が示す方向に示す方向に進んで行くとまた看板。
そのすぐ横に歌碑を発見しました。
ん〜。。。あまりにも簡単に見つかってしまって少し物足りないかも・・・
最後に
平成は込められた願いとは裏腹に地震、噴火、台風といった自然災害が多かった印象が強いですが、令和は穏やかな時代になりますように。