先日の土曜日も前週に引き続き神戸港に行ってきました。5月の前半はサビキ御三家(アジ、サバ、イワシ)の釣果が順調でしたが、5月の中盤を過ぎた頃から釣果が下降線になっています。一方で神戸の沖堤防ではサゴシやブリの釣果が出始めているのでもうすぐ地続きの堤防からも釣果が出るのではないかと期待が膨らみます。
釣行データ
- 日時:2019/5/18 4:45~7:30
- 釣行エリア:神戸エリア(東側)
- 天候:曇
- 月齢:13.2
- 潮:大潮
- 日の出時刻:4:54
- 水温:17℃
- 潮位グラフ:
釣行状況
今回も日の出時刻のギリギリに釣り場に到着しました。先週はそこそこ釣り人はいましたが、今週はほとんど釣り人がいません。サビキの対象になる魚たちが不調なのでファミリーが少ないのかなと思っていましたが、車のドアを開けると風が強いことに気付きました。強いと言っても風速4mか5m程度なので釣りは十分可能です。
海の状況は先週と同じように鳥は飛んでいないし海を覗きこんでも魚の姿は無いので期待薄ですが、大潮と言う事もあり潮はしっかりと動いていました。
この日の1投目はメタルバイブレーションで開始しました。沖に向かってキャストとし、着水を確認したら5秒から10秒程度沈ませてただ巻きで誘ってきます。
しかし、一向に魚の気配はないので今週もダメかと諦めかけていると、ルアーを回収する間際に足元の岸壁際から魚影が現れルアーに近づいてきました。
そして「食ってくれ」と念じましたが、ルアー目前の所で銀色の魚体をひるがえして海底に戻っていきました。おそらく50㎝ぐらいのシーバスだったと思います。
先週から完全に運に見放されていると感じた瞬間でした。
ここでシーバスがいることが分かったのでシーバス狙いに変更しました。攻める方向もこれまでは沖向きを攻めていましたが、この日は堤防がガラガラなので堤防と平行に足元を攻めることにしました。
先ずはルアーをメタルジグに付け替えて岸壁際にメタルジグを落としシャクリ上げました。岸壁ジギングとか岸ジギと言われる釣り方でですが、魚が反応してくることはありませんでした。
次に試したのはテクテクトローリング、通称「テクトロ」です。ルアーはジグヘッドにワームを取り付けるタイプのバイブレーションを使用しました。岸壁沿いにルアーを沈めて、ルアーを散歩させるように岸壁を歩き回りますがこれも反応なし。
気が付けば1時間ぐらい岸壁際を攻めていましたが結局駄目でした。
最後はダメもとで攻める方向を沖向きに戻し、表層近くをルアーを泳がせることにしました。そして数投した時に10mぐらい沖でゴンッとアタリがありました。そして、無事フッキングしたことを確信し、初シーバスだと思いながらラインを巻き取って魚を足元まで寄せてくるとシーバスではないことに気付きました。
タモ網を使おうかと思いましたが、そのまま抜き上げ捕獲成功!
予想外のサゴシでしたがとても満足できました。
この後、サゴシのエラを切り血抜きをしている間に少しだけジグサビキを試してみましたがアジもサバも掛かることはありませんでした。
本日のヒットルアー
ルアー:VJ-16(コアマン)
ワーム:アルカリシャッド3インチ(コアマン)
釣果
サゴシ:1匹(49.4㎝)
釣れたばかりの時はずいぶん黄色っぽいと思いましたが、血抜きが終わってクーラーボックスに入れるときには見慣れた色になっていました。
最後に
例年だとタチウオ釣りをしていてゲストとして釣れることの多いサゴシですが、今年はずいぶん早い時期に釣れたな〜という印象です。昨年は8月の上旬に最初のサゴシが釣れました。もしかすると今年はタチウオが釣れ始めるのも早いのではないかと少し期待してしまいます。
今週末は何が釣れるのか今から楽しみです。