今回は兵庫県の北部、香住町にある「さだ助」という旅館民宿に家族旅行に行ってきました。こんな連休でもない時に?と思うかもしれませんが、今年は私が社会人になって21年目ということで、会社から勤続10年ごとに付与される連続5日間の休暇があるのでこの休暇を利用しました。前後の土日とつなげると9連休となるので、今年2度目にゴールデンウィークみたいなものです。
今回の旅行は私の両親と嫁様そして私の4人での旅行になりました。たまたま閑散期に連続休暇が取れたので旅行に出かけることにしたのですが、名目上は母上の古希(70歳)のお祝い旅行です。
今回の宿
今回の宿は私と嫁様にとっては馴染みのある旅館民宿「さだ助」です。
「さだ助」さんは昨年が25周年だったそうですが、外観も内装も綺麗に保っておられるので両親も気持ちよく宿泊できるだろうと思いここに泊まることを決めました。
風呂も綺麗な内湯と露天風呂があり、入浴時間もチェックインからチェックアウトの時間までいつでも入れるのがいいところだと思います。
今回も食事前、寝る前、朝起きてからと3回入浴させてもらいました。
夕食は宴会場か和室の個室かダイニングで頂くことになります。さだ助さんに来るようになって初めの2回くらいは宴会場で食事することがありましたが、それ以降はダイニングを準備してもらえるようになりました。(既に顔も覚えてもらっていて少し常連さん扱いしてもらえているようでうれしいです。)
今回は宿泊の1週間前ぐらいに和室の個室を準備しましたと連絡があったのですが、母上は足が痛い様で座敷ではしんどいと思い椅子のあるダイニングに変更してもらいました。
今回のメインは活白イカです。テーブルに運ばれて来てからも足がまだ動いているのでこれには両親も喜んでくれました。
先ずは半身だけがお刺身なっています。半身を食べ終わると一旦下げていただき残りの半身と軟骨とゲソとエンペラがお刺身になって再び運んできてくれます。
薬味はワサビと生姜が準備されていますが、やっぱり生姜が美味しいです。
他にも前菜、お刺身、香住ガニ、ガシラの煮つけ等ボリューム満点です。
(デザートのシャーベットの写真を撮り忘れた。。。)
翌朝は8時から朝食です。
朝食もボリューム満点です。すべて美味しかったのですがご飯が特に美味しかったです。自家製コシヒカリらしいです。
朝食が終わればロビーでサービスのコーヒーをもらい、チェックアウトの10時までしばしの休憩です。
周辺観光
二日目は10時にチェックアウトをして、「さだ助」さんから車で5分程度の所にある「KAN-ICHI」さんに向かいました。ここは「さだ助」さんの姉妹店で、目の前はビーチになっています。「KAN-ICHI」さんではレストランとおみやげ物の販売をされています。また、「さだ助」さんで提供される干物などはここで作られているそうです。
母上は白イカの一夜干しと笹がれいの干物を買っていました。白イカが気に入ったみたいです。
さだ助さんで500円の割引券をもらったので少しだけお得でした。
次に向かったのは酒造メーカーの香住鶴さんの直売所の福智屋さんです。「KAN-ICHI」さんから10㎞ぐらいのところにあります。
ここは父上の為に寄ったつもりだったのですが、嫁様も一緒になって試飲しながらお気に入りのお酒を探してました。かれこれ1時間ぐらいは居たような気がします。
父上が気に入ったお酒は一升瓶での販売が無い、期間限定のものだったようで残念そうにしていましたが720mlの瓶のものを買っていました。
父上は酒蔵見学もしたかったようですが、見学時間外だったので今回は断念しました。
嫁様は実家のお土産用に純米酒を一升瓶で買いました。
私は散々待たされている間に唯一試飲することが出来たこうじで作った甘酒(ノンアルコール)が美味しかったので買って帰ることにしました。(運転手は損だな〜!)
やっと買い物終わった!!でも、まだ旅行は終わらない!!!
香住東港で豆アジ釣り
この旅の最後はやっぱり釣りです。私が初めて釣りに行ったのは今から約40年前に父上に連れられて行った嵐山でのタナゴ釣りでした。その時は見てるだけでした。
今でこそ嵐山で釣りをしている人を見かけることはありませんが当時は結構釣り人がいました。
それから数年後に何度か海水浴の時にキス釣りをしたのを覚えています。この時は父上に投げてもらって私はリールを巻くのが専門でした(笑)。
ということで、父上はサビキでアジ釣りをしたかったようですが、キス釣りもしたいようでした。
そこで、釣り場に向かう途中の小さな釣具店に立ち寄ったのですが、連休とか夏休みじゃないので虫エサを仕入れていないと言われてしまいました。残念ですが今回はサビキ釣り限定です。
竿はサビキ用に磯竿を2本用意しました。これを父上、母上、嫁様の三人で使ってもらうことにしました。
最初は全く釣れませんでしたが、アミエビを暫く撒いていると少しづつ魚が集まってきたようで少しづつ釣れるようになりました。そこで嫁様に両親の釣りの世話をお願いして、私も少しだけ自分の釣りをさせてもらいました。
ここはアコウやアオリイカも釣れるのですが、丁度足元に墨跡があったのでアオリイカを狙うことをしました。
しかし、春イカがそんなに簡単に釣れる筈もなく釣れる気配が全くないのでアオリイカは早々に諦めました。
その後、バッカンの中に忍ばせていたパワーイソメ(匂い付きのワーム)を使って少しだけちょい投げ釣りを始めました。
すると早速アタリがあり、5㎝ぐらいのハゼが釣れました。そして、今度は3㎝ぐらいのハオコゼ(泣)。駄目だな〜と思っていると最後にシロギスが釣れました。私の釣りはこれで終了です。
後はアミエビが無くなるまでサビキ釣りを楽しんでもらって帰路につくことにしました。
最終釣果
シロギス:1匹(20㎝)
サッパ:1匹
豆アジ:15匹
シロギスはてんぷら、豆アジはから揚げにして頂きました。
これにて、今回の家族旅行は終了です。
最後に
両親は今回の旅行をとても気に入ってくれたようで、帰ってきたばかりだというのに香住までの行き方を調べたり、今回行けなかった「大乗寺」や長楽寺の但馬大仏を見に行きたいとか言っていました。いづれにしても今回の家族旅行は成功だったようです。
それでは今回はこの辺で。